歯周病治療

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よくある質問

症状・受診の目安

歯みがきをすると血が出ます。歯周病でしょうか?

歯みがきの際の出血は、歯ぐきに炎症が起きているサインのひとつです。歯周病が原因となっている場合もありますが、出血だけで歯周病の進行度を判断することはできません。

当院では、歯周ポケットの深さや歯ぐきの状態を確認するほか、必要に応じてレントゲンや口腔内写真などを用いて、歯を支えている骨の状態まで確認します。出血が続いている場合は、痛みがなくても一度ご相談ください。

歯ぐきが腫れていますが、痛みがなくても受診した方がいいですか?

歯周病は、初期から中等度では強い痛みがないまま進行することがあります。そのため、「痛くないから大丈夫」とは限りません。

歯ぐきの腫れや出血、口臭、歯が浮くような感じなどが続く場合は、歯周病が関係している可能性があります。早い段階で状態を確認することで、その後の治療や予防につなげやすくなります。

最近、口臭が気になります。歯周病が原因になることはありますか?

歯周病による歯ぐきの炎症や、歯周ポケット内にたまった歯垢・歯石などが口臭に関係することがあります。ただし、口臭にはさまざまな原因があるため、口臭だけで歯周病と判断することはできません。

歯ぐきや歯周ポケットの状態などを確認し、口腔内に原因がないかを調べます。口臭に加えて歯ぐきの出血や腫れなどがある場合は、一度歯周病の検査を受けることをおすすめします。

歯を残すための治療

歯がグラグラしています。抜かずに残すことはできますか?

歯がグラグラしていても、必ず抜歯になるとは限りません。一方で、歯周病によって歯を支える骨が大きく失われている場合など、保存が難しいこともあります。

当院では「できるだけ歯を残す」という考えを大切にしていますが、無理に残すのではなく、歯周ポケットや歯を支える骨、歯そのものの状態などを確認したうえで、保存できる可能性を検討します。

まずは現在の状態を正確に把握することが重要ですので、歯のぐらつきが気になる場合はご相談ください。

他院で抜歯を勧められました。歯を残せるか診てもらえますか?

はい、ご相談いただけます。

院長は日本歯周病学会認定医・日本歯科保存学会認定医として、歯周ポケットや歯を支える骨、歯根などの状態を確認し、その歯を保存できる可能性を検討します。

歯周病によって歯を支える組織が失われている場合でも、状態によっては歯周組織再生療法などを検討できることがあります。

一方で、当院では歯を残すこと自体を目的にはしていません。無理に歯を残すことが周囲の歯や口腔全体に悪影響を及ぼすと考えられる場合には、抜歯を含めた治療方法をご説明します。

一本の歯だけではなく、お口全体を長期的に安定させるという視点から、検査結果をもとに治療の選択肢をご提案します。

歯周病がどのくらい進んでいるかは、どうやって調べますか?

歯周病の状態は、見た目だけではなく複数の検査を組み合わせて確認します。

当院では、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さや出血の有無などを調べるほか、レントゲンで歯を支えている骨の状態を確認します。また、口腔内写真などを活用して、お口全体の状態を把握します。

こうした検査結果をもとに、歯周病の進行度や原因を確認し、必要な治療を検討します。

歯周病治療は歯石を取るだけですか?

歯石の除去は歯周病治療の重要な一つですが、それだけで治療が完了するとは限りません。

歯周病は、歯垢や歯石などによって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える組織が失われていく病気です。そのため、歯石を取り除くだけでなく、ご自宅での歯みがきなどのセルフケアも重要になります。

歯周病の進行度によっては、基本的な歯周病治療を行ったうえで、必要に応じて歯周外科治療や歯周組織再生療法などを検討します。

歯周組織再生療法をすれば、グラグラした歯を残せますか?

歯周組織再生療法は、歯周病によって失われた歯周組織の再生を促すことを目的とした治療です。ただし、すべての歯やすべての骨欠損に適応できるわけではありません。

当院では、歯周ポケットの状態や歯を支える骨の失われ方、歯根や周囲組織の状態などを詳しく確認し、歯周組織再生療法の適応を判断します。

適応となる場合には、リグロスなどの歯周組織再生剤や骨補填材を使用し、骨欠損の状態によってはメンブレンを併用することもあります。

大切なのは、グラグラしている歯を無理に残すことではなく、治療後に長期的な安定が期待できるかどうかです。一本の歯だけでなく周囲の歯やお口全体の状態も考慮して、治療方法をご提案します。

治療後の管理・全身との関係

歯周病の治療が終わった後も、定期的に通う必要がありますか?

歯周病は治療が終わった後も、良い状態を維持していくことが重要です。

毎日の歯みがきだけでは取り除きにくい汚れもあるため、定期的に歯ぐきや歯周ポケットの状態を確認し、必要なクリーニングやケアを行います。

当院では、治療して終わりではなく、担当歯科衛生士による継続的なメインテナンスを通して、再発を防ぎ、できるだけ長くご自身の歯を守ることを目指しています。

歯周病と糖尿病などの全身の病気には関係がありますか?

歯周病と糖尿病をはじめとした全身の健康との関連については、さまざまな研究が行われています。

ただし、全身の状態や持病は患者様によって異なるため、歯周病だけで判断することはできません。まずお口の中の状態を確認し、歯ぐきの炎症や歯周病の進行状況に応じた治療・予防を行います。

糖尿病などで治療を受けている方は、現在の病状や服用しているお薬なども含めてお知らせください。

この記事の監修者

院長 松尾 顕

まつお歯科

院長 松尾 顕(まつお あきら)

保有資格

  • 日本歯周病学会 認定医
  • 日本歯科保存学会 認定医

所属学会

  • 日本顕微鏡歯科学会 所属

監修者紹介

徳島大学歯学部卒業後、大阪大学歯学部附属病院 口腔治療・歯周科にて研修医・研究生として、歯周病治療や歯周組織再生療法、精密根管治療、歯根端切除術など、歯を保存するための治療について研鑽を積む。その後、兵庫県内の歯科医院での勤務を経て、2026年7月にまつお歯科を開院。

歯周病治療や歯周組織再生療法、精密根管治療などの保存治療をはじめ、インプラント治療などにも取り組んでいます。一本の歯だけを見るのではなく、その歯の予後や周囲の歯への影響も考え、お口全体を長期的に安定させることを大切にしています。

経歴
2019年 徳島大学歯学部 卒業
2019年 大阪大学歯学部附属病院 口腔治療・歯周科 研修医
2020年 大阪大学歯学部附属病院 口腔治療・歯周科 研究生
2023年 兵庫県内の歯科医院にて勤務
2026年7月 まつお歯科 開院

診療で大切にしていること

「治すだけでなく、未来まで守る。」という考えのもと、症状のある部分だけを治療するのではなく、原因を確認し、再発をできるだけ防ぐことを重視しています。治療後の予防・メインテナンスまで含め、長期的に安定した口腔環境を目指した診療を行っています。

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